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令和5年11月22~25日 -山口天神祭斎行-


山口三大まつりのひとつ、古熊神社の御神幸祭である山口天神祭を11月22日~25日にかけて執り行いました。



■11月22日花神子式


前夜祭である花神子式では、翌日の御神幸祭が無事におこなえるよう、花神子である童女が天神さまに一夜酒と菊の花をお供えする神事です。

本年は渡辺七世さんが花神子をご奉仕いただきました。


緊張した面持ちでしたが、しっかりと大役をお務めいただきました。



■11月23日御神幸祭(ごじんこうさい)


天神さまが御網代車に乗り、山口の中心部をぐるっと一周して市民の皆さまの様子をご覧になる御神幸祭。

一般的にはこのお祭りが「山口天神祭」といわれています。


先頭を行き露払いの役を担う御先乗をご奉仕された真庭維孝くん。


御網代車の先を先導する小拝司をご奉仕された砂井昭さま。


御網代車の後ろを警護し、この祭儀を取り仕切るお役目の大拝司をご奉仕された渡邊純忠さま。


その後ろで花神子車に乗り、行列に供奉される花神子の渡辺七世さん。


神役の4名の皆さまのお供により、秋晴れの素晴らしいお天気のもと、無事に行列の巡幸をおこなうことができました。


行列をいろどる備立行列・獅子舞・稚児舞・宝恵籠も、たいへん多くの人数でご参加いただいたおかげで、迫力のある御神幸行列となりました。



また、様々な神賑わいの行事もおこなわれました。


歓声がひさびさに境内にこだました、4年ぶりに復活の相撲大会。


多くの参加者があり、神前にて奉納された剣道大会。


こちらも4年ぶりにご加勢いただいたふるさと宮野古典保存会の皆さま。

長持ち行列をご奉仕いただきました。


写真がなく申し訳ないのですが、午後1時にはちびっ子相撲大会、午後2時には合気道の奉納演武が古熊神社の境内にておこなわれました。


このように多くの皆さんのご助勢により、午後4時に無事行列は神社にお帰りになり、お福分けのお餅まきがございました。



■11月25日例祭


天神さまの縁日は毎月25日であるのですが、当社では特に11月25日のお祭りを例祭といって、1年で一番格式の高い祭典です。


神役や総代・崇敬者の皆さんの他に、神社庁より下関市忌宮神社宮司さまに献幣使としてお越しいただき、神事を執り行いました。


この一週間という長きにわたり、ご奉仕いただいた神役をはじめすべての皆さまに衷心より感謝申し上げます。

この清々しい気持ちを大切に、新しい年を元気に迎えましょう。

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