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山口天神祭には神役の他に、備立行列を始めさまざまな加勢があり、

​約300名の大行列を構成いたします。

備立行列

 備立行列(そなえたてぎょうれつ)は行列の先頭にて、弓や槍などの威儀を正す武具を持ち、御先乗とともに道中の露払いをいたします。

 その起源は江戸時代、毛利氏が行列の警護を行っていたことに由来し、その参勤交代の行列の先頭を担っていたのが、この備立行列です。

 明治以降は地元の青年たちによって続けられてきましたが、終戦後大人による備立行列は途絶えてしまい、地元のボーイスカウトによって行われていました。

 そして平成7年、現在の宮司が呼びかけ、地元の有志たちにより「山口天神祭備立行列保存会」が結成され、約50年ぶりに大人による備立行列が復活、現在に至っています。

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​その他奉納団体

獅 子 舞

 獅子舞は御神幸行列の前方を進み、生き生きとした舞を奉納し、道中の清祓の役目を担います。

 元々長く伝わっていた当社独自の獅子舞は戦後に途絶えてしまいましたが、昭和40年代に有志の方々によって復活し、現在奉納されています。

​ 舞人は地元古熊町内会の小学生男子児童によるものです。

​稚 児 舞

 花神子が乗る花神子車に付き添い、道中で可憐な舞を奉納します。

​ 地元古熊町内会の小学生女子児童によって舞われ、御神幸行列に花を添えます。

​宝 恵 籠

 早苗かごに乘る小さな3才の子供たち、途中で寝てしまったり、泣いてしまったり、様々な姿を見せ、沿道の観客の心を和ませます。

​ 七五三に代表されるように、3才という区切りはお子様の成長にとって大変大きいものです。その祝いの意味も込め、宝恵籠として天神さまと一緒に道中を進みます。

​長 持 ち

 奇抜な装束に真っ白な化粧、縁起の良いもので固め、陽気な歌声とともに進む長持ちの神輿は、道中でもっとも笑いを誘います。

 「ふるさと宮野古典保存会」の方々によるご奉納で、大変古い歴史を誇ります。行列を明るく華やかに彩ります。

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