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令和6年1月25日 -初天神-



当社のご祭神"菅原道真公"は、6月25日にお生まれになられ、2月25日にお亡くなりになられました。

ともに25日ということで、毎月25日は"天神さまの日"とされています(これを縁日といいます)。


そして年が明けて最初の天神さまの日である1月25日は初天神といい、全国の天神さま・天満宮でお祭りがおこなわれています。



当社では床の間に「御簾天神」をかかげ、ゆかりの深い方々とともにお祭りをいたします。


御簾天神とは、すだれ状の掛け軸に天神さまのお姿が刻まれており、当社のご神宝のひとつです。

詳しくは「ご由緒」のページをご覧ください。


正直な心を持っていたら天神さまのお姿が見えるといわれている御簾天神、ご参列の大拝司・小拝司さんはじめ皆さん見えた見えたとお喜びでした。



御簾天神は非公開のため写真には残せませんが、同じく初天神のときに広げる屏風は上の画像のとおり皆さまにもご覧いただけます。

明治の女流画家兼重暗香の梅の花。

暗香は道真公と同じく梅が大好きで、暗香の描く梅花は神技といわれたそうです。





お直会では大拝司の渡邊さまより、


「世界の行くべき場所の3番目に山口市が選ばれたのも天神さまのおかげ。大内のお殿さまから続く神事をしっかりと残してきた今までの山口の方々の敬神のこころがあったからこそ。」


と、ありがたいお言葉をいただきました。





毎年同じことを繰り返す神事だからこそ、そこから先人たちの思いを感じ取り、そして後世へその心をつないでいけます。

なごやかに直会をおえ、今年の初天神も無事おさめることができました。

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