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令和5年1月8日 -どんど焼き-



お正月飾りや古いおふだ・お守りをお焚き上げする行事”どんど焼き”を執り行いました。

どんどん焼き・左義長などとも呼ばれるこの行事は、本来1月15日におこなわれるものです。

当社では1月15日が成人の日でなくなってより、松の内が明けて最初の日曜日におこなうようになりました。


お正月、と聞くと1月1日元日を思い浮かべる方が多いですが、実は1月15日にもたくさんお正月の行事があるんです。

1月15日は昔から”小正月(こしょうがつ)”と呼び、元日の”大正月”と対をなす大事な日でした。


小正月は五穀豊穣を祈って小豆粥を食べたり、家長が庭の木に斧を振る所作をして「なるかなるか」と言い、嫁が「なりますなります」と返事をする”成り木責め”をして樹木の生育を祈るなど、農業の繁栄を祈る行事が多い日です。


そして何より、お正月のあいだ家にお招きしていた年神さまに、元の山へお帰りいただく神事がこのどんど焼きです。


元日とともに家にやってくる年神さまは、稲の神さまであると同時に、それぞれの家のご先祖さまであるともいわれています。


日本人は春夏秋冬それぞれでご先祖さまをお招きし、お祭りしてきた民族です。

春と秋のお彼岸、夏の7月のお盆(現在は月遅れの8月)、そして冬はお正月。


ご先祖さまにしっかりと感謝を捧げ、良い令和5年にしてまいりましょう。




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