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令和2年6月30日 -夏越大祓斎行-

令和2年上半期最後の本日、恒例の夏越大祓を斎行いたしました。




本来であれば東京オリンピックが開催され、日本中が一丸となって盛り上がり、光り輝く一年であったはずなのに、疫病が流行ってしまいました。

皆さん無念な気持ちでいっぱいと思います。


だからこそ、もう一度元の日本に立ち戻りたい、そういった思いの方が多いのでしょう、例年よりも多くお参りがあったように思います。


密を避けるため、マスクの着用・間隔を空ける・手指の消毒など対策をいたしました。



大祓式では写真の通り、宮司がいつものように神様の方ではなく、参拝者の方を向いて祝詞を奏上します。



これが大祓"祭"ではなく大祓"式"である由来で、宮司が神さまに代わって皆さんに「今からお祓いをしますよ」という宣言をする、という意味があります。

"祭"と付くものは神職や参加者が神さまに対しておもてなしをしますが、"式"と付くものは神職が参拝者に向かってお祓いをし神さまにご覧いただく、ということですね。



雨も止み、晴れ晴れとした気持ちでご奉仕をすることができました。

すぐに元通り、とはいかないでしょうが、ゆっくりとでも日々の生活にゆとりと幸せが戻ってきますよう、心からのお祈りをいたしました。


 

人形を送っていただいた方々へ


大祓人形神事にお申し込みいただき、洵にありがとうございました。


皆さまが罪穢れを遷された人形は、お祓いののち椹野川に流し、遠い海の向こうまで祓い遣りました。


後日お下がりとして、茅の輪と厄疫消除札をお送りいたします。

どうぞ玄関にお祭りくださいませ。



 

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